BIO

西澤知美は「現代における美容の在り方」をテーマにコンテンポラリーアートの分野で作品を制作している現代美術作家である。
美容が医療と一層不可分になっている現代において、西澤の作品はそのような身体における美を形象的、観念的なレベルにおいて介入することで追及し、また身体の境界を問いただす。時にまた別種の美しさを持って提示される作品は、単に批評的な立場に留まることなく美容行為の真理を照らし、その概念を拡張するような試みといえるだろう。
主な発表作品として、メイク道具と医療器具を融合させ、メイク室を手術室へと変化させた「Natural Make Up」という空間インスタレーション作品(アートフロントギャラリー東京 /2014)、 ビューラーと鉗子を融合させた巨大な彫刻作品 (BLOCK HOUSE 東京 /2016) がある。
またギャラリーでの作品発表にとどまらず、雑誌やブースのアートディレクションやヴィジュアル制作も手がけるなど、その活動は多岐にわたる。